2020/2にbefore 600点台(正確な値は紛失)から始めて2020/9に目標(900点以上)を達成しました₍₍ (ง´・_・`)ว ⁾⁾
うれC ₍₍ (ง´・_・`)ว ⁾⁾ ₍₍ (ง´・_・`)ว ⁾⁾ ₍₍ (ง´・_・`)ว ⁾⁾ pic.twitter.com/pKDX2mPmW6
— まっちゃら (@matsu_chara) 2020年9月28日
英語学習は最初の入門のところが割と難しいなと思ったので、やったことをまとめておきます。(なお、この記事は頑張ったから自慢したい気持ちが90%、他の人に参考になったらなという気持ちが10%で提供されています。)
ちなみに英語指導経験があるとか、すごいペラペラになったとかそういう感じではないので、近くに英語に詳しい人がいる場合はそちらの人の言うことに従うのがおすすめです。(あくまで素人がやったことが書いてあるだけ)
基本的にリスニングについてのみ書きます。
はじめに
ある日突然英語やるかーと思い立ち、勢いでスタサプTOEIC https://eigosapuri.jp/toeic/ のパーソナルコーチプランに登録しました。 コーチングプランでなにやるかについては「スタディサプリ TOEIC コーチングプラン まとめ」あたりでググると出てきます。
あとはコーチの言うとおりにやっていけば自然と目標達成できる感じなんですが、その前にちょっとやっておいたほうが良いかなと思うことがあります。
英語の音について学習する
そもそも英語って日本語と音が違うんですよみたいなことは耳にタコができるレベルで聞いたことあったけど、実際どう違うのか?を体感する機会にはあまり恵まれてこなかったので、同じ境遇の人はまずそこから勉強するのがおすすめです。
スタサプTOEICは問題量・シャドーイングのやりやすさ・動画講義の質などの点でかなりよく出来ているんですが、音声変化や母音・子音についてのコンテンツは(筆者がやっていた時代は)豊富ではないので、そこを補ってあげるとディクテーション、シャドーイング*1の効率が段違いになります。
このあたりをまず意識すると、とりあえず音声をシャドーイングしてるけど「どこに注目していいのかわからなくてただ読んでるだけ」といった状態になり時間を浪費してしまうのを防げると思います。
音声変化・ストレス編
順番でいうと子音や母音のほうが先だとは思うんですが、とりあえず登る山を見るというところで「ニック式英会話」をおすすめします。
最初に言ってる英語については「一切わからん!」って感じだと思う*2んですが、一通り解説を聞くと「まあ・・わからんでもない!」くらいにはなると思います。このあたりで、そもそも「音が変化するという知識がないから聞き取れない」という問題をまず乗り越えておき、スタサプTOEICで「変化してる音を捉えきれるようにする」ような練習を積むのがおすすめです。
とはいえ、いきなり動画を全部みても脳に入ってこないと思うので、最初はニック式英会話の↑のシリーズを5回分見るくらいがいいんじゃないかと思います。
次にストレスについてです。
ストレスってなに??って状態だったんですが、僕は「サマー先生と英会話 ! 【プライムイングリッシュ】」の下記の動画を見てイメージを掴みました。
機能語・非機能語でストレスのかかりかたが違ったりとか、弱形発音があって短く言われるぞとか、知らないと聞き取りできないというか聞き取る練習をするぞ!という気持ちになることすら不可能なので、この辺の前提知識は身につけておくとよいと思います。
ストレスのかかり方から生まれる英語のリズムみたいな観点でいうと「英語発音専門ドクターDイングリッシュ」の下記動画もおすすめです。*3
弱形発音についての動画もあります。
いきなり動画をたくさん貼ってしまいましたが、この辺の知識を得るだけでリスニング能力を上げる下地はかなり出来てくるのではないかなと思います。
なお動画だけだと全体像があいまいになるかもしれないので「英語 音声変化」など適当なワードでググってみるといくつか解説サイトがあるので、動画をある程度みたぞ!と思ったら仕上げに見てみましょう。
子音・母音編
appleのaは”あ”じゃないぞみたいなのは聞いたことがあるとおもいますが、実際そこをちゃんと勉強したことがなかったのでそちらも勉強しました。 これに関しては英語耳が良いのでぜひ読んでみてください。*4
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる | 松澤喜好 |本 | 通販 | Amazon
英語耳知らずにシャドーイングしてた時間返してってくらい良いです。
ちなみにyoutubeでも検索するとかなり色々あります。(本のほうが網羅的に出来るので本の補完として見るのがいいかなと思いました。)
例えば「あいうえおフォニックス」は解説が丁寧なのでおすすめです。
また、「がくちゃん GACKT official YouTube」の動画も勉強になりました。
ちなみに、この辺の基本は忘れがちだったりするので、それぞれチャンネル登録してアップされた動画を継続的に見ると良いです。
英語の学習方法について学習する
スタサプTOEICではディクテーションやシャドーイングなどを行うようになっているのですが、こいつが曲者で、最初のうちは「別に繰り返そうと思えばできるけど・・・で・・・?」みたいな気持ちになりがちです。(僕はなりました)
で、これの対策としてもyoutubeを漁ると色々出てきます。
特に僕の中でわかりやすかったのが「Yumi's English Boot Camp」のこちら
動画中で言っている「英語を聞く時間を増やすだけでは足りなくて、集中して聞く・聞き取れない部分を分析する」というのがポイントです。 シャドーイングでは、聞き取れない原因になっている課題を発見する => そこを聞き取れるようにする というループがポイントなので、ただ漫然と繰り返し聞いても課題を発見できず、上達までに時間がかかる(はず)です。*5*6
長々と書いてきましたが、英語学習が自転車のペダルをこぐってイメージなら、英語の音や学習方法について学ぶのは自転車のギアを上げる作業なので、ギアを上げずにこぎ続けたり、まったくこがずにギアだけ上げようとするといったことがないようにするのを心がけると良いと思います。(伝われ)
スタサプTOEICについて
さてここまではスタサプ以外の解説が95%なんですが、実際に費やした時間としてはスタサプが95%でその他5%という感じです。
基本的にはコンテンツ通り、動画講義をみる・問題をやる・ひたすらシャドーイング*7という流れになっています。 どのくらいのペースで何をやるか?については「スタサプ パーソナルコーチプラン スケジュール」あたりで検索すると他の人の体験記などが得られるので、それを参考にすると良いと思います。
その他の使い勝手や内容とかはググってもらうとして、僕が気をつけていたところを紹介します。
時間
コーチングプランであればコーチと相談で変わってくると思いますが、僕は一日3時間やりました。
初期は平日2時間,土日で5.5時間ずつやってたんですが、土日がきつすぎて集中力が0になっていたので、朝5:30に起きて毎日3時間やることにしました。(仕事の後だと集中力がなくなってるし、早起きしてやると頑張ってる感が出てモチベーションにつながるタイプだった。)*8
実際にやる時間は、いつまでに何点になっていたいか?をベースに決めると良いと思います。 諸説あると思いますがスタサプ的には毎日3時間を2ヶ月で100点アップペースとしていて、世の中的にも200時間で100点とか言われたりしているようです。 *9また、英語がある程度話せるようになるまで1000時間などの話もあります。なぜ1,000時間の英語学習が必要なのか|【公式】TORAIZ[トライズ] - コーチング英会話スクール
こう考えると、例えば
- ある程度話せるようになりたいから1000時間が目標。そこまで時間かけたくないから一日30分 => 2000日 = 5.5年後
- 来年までにTOEICを300点あげたいから600時間が目標。 => 一日2時間だと300日, 3時間だと200日なので一日2時間でよさそう
など当たりをつけられるようになると思います。 とはいえ集中してやるのが前提になるので、一日10時間とかはかなりモチベーションが高くないと難しいと思いますし、個々人の学習能力や年齢*10などにもかなり依存するので本当にざっくりです。ここでは時間が短すぎると効果でるのが10年後とかになってしまうかもといったところだけ抑えてもらうと良いのかなと思います。
スタサプの学習目標の選択肢には1日30分ってのは無い*11んですが、そのくらいの時間でも意味はある気がします(逆に集中できて効率良さそう)。 ただし、英語や英語学習の前提知識(音声変化やシャドーイングのやり方)などを抑えないまま時間を投資すると、ただ早口でカタカナ英語を話してる人状態になり、全然リスニング能力が上がらないということも考えられる*12ので、そこまでモチベ高くないんだけどちょろちょろはやりたいなって人でもこの辺は抑えるようにしたほうが良いと思います。
とはいえ大学受験のおつりで一ヶ月位で普通に高得点とれたよーみたいな報告も見かけるので、この辺は本当に人それぞれかもしれません。
深さが大事
シャドーイング・オーバーラッピングは 遅いスピード で深く分析するのがおすすめです。*13 僕の場合は最初の方は速いスピードで出来たぜやったーみたいな感じでやってたんですが、それだと「実際は聞き取れてないけど文脈で埋めてるところ」とか「弱形発音で短く言われてるんだけど、元から速いから気づけ無い」などの問題が出てくるのでゆっっっっっっくりやるのがよかったです。勢いで飛ばさないの大事。
分析はどのくらいやればいいんだってところですが、僕は1文30分(設問ではなくピリオド単位での1文)以上出来ると実り多い学習になったなと感じることが多かったです。とはいえ自分でそこまで深く分析するのはかなり集中力が必要で、そんなものは無いときのほうが多いので、動画でネタを仕入れて課題を見つけやすい状態に保つのを心がけていました。
パーソナルコーチプランにすべきかどうか
以下の理由でお金に余裕があればやってみても良いと個人的には思いました。*14
- 毎日2時間とか3時間とか英語の時間とるのは慣れないと結構大変
- 特に最初のうちは、成功体験が無いのでモチベーションが維持しづらい
- 毎日、このくらい勉強しましたーとか、シャドーイングしてるけど全然うまくなった感じがしないんだけど・・・みたいな自慢(?)とか愚痴(?)とかを言える人がいるのが割とやる理由になった。多分日報を送るコーチがいなかったら途中でやめてたと思う。
- 英語を将来的に活かす場合は、(職種にもよるが)投資対効果はかなり高い部類と思われるのでパーソナルコーチプランくらいはペイするはず(と自分に言い聞かせることが可能)
終わり
ということで以上です。
勢いで書いたけどこの記事意味あるのかな🙄 って正直思ってますが、おすすめの英語動画リンク集としては意味あるかなと思ったのでそのまま投下します。
素人が書いた勉強論はあんま信用ならないですが、動画あげてる人はだいたいプロなんで動画の方は積極的に見ていくと良いと思います🙏
TOEICの次は英検一級を受験予定ですが、過去問を解いたらリスニングで余裕で落ちたので先は長そうです(◞‸◟) *15
なおこの記事はFOLIO Advent Calendar 2020 6日目として書かれました。
*2:聞き取れるぜって人はたぶんTOEICのリスニングは余裕だと思う
*3:ちなみに挙げてる動画に出てくる人はドクターDではないです。ドクターDの動画も参考になるものが多いです
*4:ただ、母音編はそこまでわかり易くない(と感じた)ので、ひとまず子音だけ抑えてもよいかもしれません
*5:センスの化身みたいな人は別
*6:ちなみにたくさん聞いて、よく使われるフレーズを覚えるといった目的では有効だと思うので、英語を垂れ流すのに意味がないわけではないと思います。ただリスニング能力を上げるのであれば集中と分析を重視したほうがよいだろうとは言えると思います(実体験ベースではある)
*7:ディクテーションはやってたけどシャドーイングの方が効果は感じた。いくつかブログ等を見る限りこのへんは人による感じがします。
*8:ちなみにこの意識の高さはTOEIC目標達成の翌日から消え去りました・・・
*9:500->600点と800->900点は違うでしょみたいな指摘もあるようですが、学習方法をちゃんと調整できているかなどに大きく依存するとは思うのでざっくりでいいと思います。
*10:やっぱ若い方がリスニング伸びやすいとかはあるらしい
*11:カスタム目標にはある
*12:全く上がらないってことは流石にないと思いますが
*13:出典は忘れたけど何かの動画で見た
*14:でもまあ人それぞれだよね
*15:英検一級といえば単語がゲキヤバなんですが、そっちについては血反吐を吐きつつなんとか8割くらいは取れるようになりました。